New Yorkでは２０年ぶりのホワイトクリスマス

アメリカで過ごす初めてのクリスマスです。つい２～３日前までは暖かかったのですが、急に冷え込んで２４日には今年初めての雪が降りました。まわりはすっかり白くなり、文字どおりWhite Christmasになったのですが、New York付近では２０年ぶりのホワイトクリスマスらしく、パニックになってました。

２４日の雪ですっかりあたりは白くなってしまいました。

町中がクリスマス一色に飾られています。どんな小さな街の商店街にも、イルミネーションが取り付けられ、とても賑やかです。が、もっとびっくりしたのは、住宅街の各家が競い合うように自分の家を飾りつけている事です。

特に子供のいる家庭はデコレーションが派手で、すぐに分かります。このあたりが日本との違いなのでしょうか？恋人同士のクリスマスというよりも、家族とのクリスマスという意味合いがはるかに強いです。まぁ、日本のクリスマスは商業戦略的な色がかなり濃いのは事実ですが、、、。

【追記：2008/03/03】
今は日本でもクリスマスのイルミネーションをしている家をたくさん見ます。 こうやって日本に海外のブームが入ってくるんだなぁ、、と実感します。 福井にも近所の数件が協力してすごいイルミネーションの街があります。

とにかくデコレーションコンテストをしているみたいです。ある家はサンタの人形やトナカイの人形（？）を庭に飾ったり、別の家は庭木をイルミネーションで飾り付けたりと、本当に驚いてしまいます。

左の家は、庭に雪だるまがいっぱい。右は壁中リースのデコレーションです。

左の家の庭にはトナカイの置物があります。解りますか？

アメリカの家には煙突がある

あと、もう一つ気が付いた点ですが、アメリカの住宅というのはどこも「煙突」があるということでしょうか？私はアパートに住んでいるので、実際にこの煙突を使っているかどうかは解らないのですが、ほとんどの一軒家には煙突があります。

むかし、「サンタは煙突から入ってくるんだよ」と子供ながらに聞き、「家には煙突がないけど、サンタさんはくるのかぁ・・・」と心配したものですが、アメリカには煙突があるんですね。おそらく暖炉の煙突だと思います。セントラルヒーティングになっているので、使ってはいないと思うのですが、こういう所で日本との家の構造の違いに改めて感心してしまいます。

【追記：2008/03/03】
当時は使ってないなんて書きましたが、実はちゃんと使っているのです。翌年、友人のうちに招待されて、暖炉に火を入れました。ん、、、よかった。あと、アパートのような集合住宅でも煙突＆暖炉を持っている物件も結構あることを後で知りました。別の友人宅のアパートにはしっかりとした暖炉が！これがあるだけで部屋の雰囲気が変わります。

どの家にも煙突があるのが見えますか？右の写真の家は立派です。

アメリカでクリスマスといえば、ロックフェラーセンターなどのクリスマスツリーが非常に有名ですが、そこまで行かなくても十分クリスマス気分を楽しめます。もし、この時期に旅行でアメリカにきたら、ちょっと足を伸ばして、こんな住宅街のクリスマスを感じてみてもいいのかもしれませんね。（あ、もちろん私はロックフェラーに行ってきましたが・・・）

あいさつには注意して！皆がメリークリスマスではない！

最後に、付け足しですが、必ずしもクリスマス一色という雰囲気ではないということですね。というのは、全員がクリスチャンではないからです。ですから、クリスマスカードではなくSeason's Greetingという形で送ることも多いらしいです。

別の宗教の人にクリスマスカードを送ると、こちらでは失礼に当たるらしいので、気を付けた方がいいみたいですね。確かに、この時期の雰囲気はクリスマスというより、ちょうど日本のお正月に似ています。家族が集まり、一家団らんするという雰囲気でしょうか？いずれにせよ、私にとっては、貴重な休みに変わりはないですね（笑）。

私のアパートのロビーにあるクリスマスツリーです。結構きれいでしょ？