Fiesta of St.Rocco
Festivalではなく、「お祭り」
週末は近所が賑やかでした。 大通りが通行止めになっていて、車を運転するにはちょっと不便だったのですが、その理由が分かりました。お祭りがあったんです。
アメリカでお祭りというと、漢字で書くよりもフェスティバルと書いた方がイメージしやすいのですが、今回のは、まさに「祭り」といった方がふさわしいものでした。いろんな屋台や、アトラクションが出て、通りはきれいに飾りつけられます。
- いろんなアトラクションがあり、通りが賑やかです。
St.Roccoの祭りと縁日
宗教系の祭りらしく、並んだ縁日の一番奥には、なんと御神体があるんです。ちょっとびっくりでしょ?だって、並んだ屋台を抜けて、最後に御神体にお賽銭をおいて帰るというのが、まさに日本のお祭りを想像させませんか?
出ている出店も日本とそっくりです。御神体の脇にいた人に色々聞いてみたんですが、この祭りはイタリア系のお祭りで、セント・ロコ(St. Rocco)という人のお祭りらしいのです。今年で69回目で、毎年この時期の定番の祭になっているらしいのです。
写真ではわかりにくいかも知れませんが、御神体セント・ロコ像の周りにピンでお賽銭(お札だけみたいです)をつなげて首飾り状にしていきます。でも、この縁日スタイルがなぜか日本を思わせて、変な気分でした。新しい文化の発見でしょうか?
- 右が御神体St.Roccoです。金色に輝いていて、観音様みたいでしょ(笑)?
並んでいた出店は、イタリア系のお祭りだけあって、イタリアカラー(赤、緑、白)のものが多く、その色のTシャツもたくさん売ってました。アメリカの祭りじゃないのでハンバーガ屋はなかったんですが、ステーキサンドイッチみたいなものを売っていて、お店の雰囲気がイタリアって感じでした。
- イタリア系屋台の風景です。周りに下がっているカラフル唐辛子が雰囲気でてるでしょ?
アメリカ版盆踊り? - 皆で輪になり踊りましょ!
あと、日本と違っている点といえば、音楽でしょうか?やっぱりバンドが生演奏していてみんな踊ってます。遠目にはディスコっぽいのですが、踊っているのなぜか「おじいちゃん&おばあちゃん」ばかりで、若者は脇で見てるだけです。
別に曲目が古いというわけじゃなく、結構新しい曲ばかりだったのですが、「これじゃ、まるで日本の盆踊りだぁ・・・」というのが正直な感想です。(私はとても踊れません。) この祭りも4日間続き、なんか、アメリカでお盆を感じてしまいました。今ごろ日本ではお盆なんでしょうね・・・
- 左は踊っているノリノリのおじいちゃん&おばあちゃん達です。
- 警察が馬に乗って警備していてちょっと驚きました。