Toshi goes to the U.S.!
出発の朝-波乱のアメリカ上陸
5月31日、いよいよ出発の時です。別にいいといったのですが、家族が駅まで見送りに来てくれました。やはり家族は心配なのでしょう...。従兄弟までが見送りに来てくれました。関西空港から出発したのですが、当日は非常に混んでいた様子で、その日のフライトはオーバーブックだったみたいです。
NYへはデトロイト経由で行くのですが、いつにも増して順調なフライトでした。デトロイトでは日本人の新婚さん2人と知り合いになりトランジットの間、約3時間色々話ができて楽しかったのですが、順調だったのはここまででした...。
そこから New York 行きの飛行機にのり滑走路に出たのはいいのですが、そこからなかなか飛び立ちません。管制塔からの OK がでないとのことでしたが、待つこと3時間です。機内に閉じ込められ(こういうときは Packed like a sardine can とでも言うのでしょうか?)子供は泣き出すは、大変でした。結局、天候不順なためフライト中止となりターミナルに引き返しました。
アメリカでうけた最初の洗礼は・・・It's not our fault.
ここからが大変でした。事情が全く飲み込めなかったのですが、天候不調のためのキャンセルは飛行機会社側に責任がないとか主張され、ホテル代の保証がないらしいのです。結構日本人が乗っていたのですが、みんな状況が分からない様子で、そうしている間にも空港は騒然とした様子になっていきました。どうやら、デトロイトから東海岸行きの全てのフライトが中止になったみたいで、空港内がもうパニックです...。
とりあえず、翌日のチケットの確保が先決とチケットカウンターに向かいました。この途中にさっきの新婚さんを含め、おじさんおばさんの5人組みと留学予定の19歳の青年と知り合い、チケットカウンターに並ぶことになりました。
到着したときにはすでに長蛇の列で、私もNY事務所に連絡をとったり、宿泊予定の New York にあるホテルにキャンセルの電話を入れたかったのですが、とてもできる状態ではなかったです。アメリカの自然の大きさを思い知らされたとともに、渡米初日から大混乱に巻き込まれ、この先が思いやられる出来事でした。その日のホテルも何とか予約でき、ホットして空港をでたのが午後11時30分をまわってました。ホテルに着いてもカウンターは長蛇の列で、おそらくその日ホテルがとれず空港に泊まった人も大勢いたことだと思います...。本当はこの様子を写真にでも撮って皆さんにおみせしたかったのですが、その時は Survival といった感じで写真を撮るなんて思い付きもしませんでした。
ホテルでは2人づつに別れて部屋に入り、なんとか安眠の途につくことができました。私はNYに語学留学するという芸術家志望の青年といっしょだったのですが(写真参照)結構話が盛り上がり、住所交換もしました。
大混乱後のひととき、、、写真は同室だった人です
宿泊したホテルのフロントとチェックアウト後一息ついている放浪者9人です。
嵐は過ぎ去り、抜けるような青空のデトロイト
次の日起きて、皆で食事をとり、ホテルを後にしましたが、後から考えると、よく無事に空港から脱出できたなぁ......と思います。まぁ、終わりよければすべて良しと言うことで、初日から散々だったアメリカ生活ですが、これからどうなることやら...
パニックだった昨日が嘘のような美しいデトロイトの風景です
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まずは身の回りを整え、語学学校に通いますが、これからの生活を随時レポートしていくつもりです。次回また1週間後に報告したいと思います。
See you next time!!
ホットしている私です・・・恥ずかしながら初出演
これからもよろしくお願いします。