中国人パワー

中国人パワー

Original Date: 1999年4月 2日 

サーカスを支えている力

今週はサーカスに行ってきました。でも、全くの遊びという訳ではないのです。「Popular Culture of Children」という授業の一環で実態調査に同行なんです。(私が授業を取っている訳じゃないです。かっこよく書いてますが、要は遊びです。)

なつかしい感じがしませんか? サーカスなんて、すごくなつかしい響きがするのですが、よく考えたら2年くらい前に実家の近くにサーカスが来たときに見に行ってました、、、。それでも昔に比べたら日本だけじゃなく世界各国でサーカス自体は減っているんだと思います。日本だと「キグレサーカス」や「木下サーカス」、あと海外ならロシアの「ボリショイサーカス」なんかがメジャーですよね?子供の時のようなワクワクするような気持ちと、この歳でサーカスという照れが入り交じった微妙な思いで会場に向かいました。

場所はNew Brunswickの隣り町にある広大な公園だったので、なかなかテントを見つけられなかったのですが、いざあのサーカスのテントを見つけるとやっぱり嬉しくなります。ちょっと古臭くて、でも味がある、、、TVゲーム世代の今の子供たちはサーカスをどんな目で見ているのでしょうか?

中国雑技団が登場?

像が大迫力!ほかに馬もいっぱい出てきました いざショーが始まると、まず日本で見たのと違ったのは、BGMが生演奏ということです。 中央にステージが設けられ、そこでサーカスの演技?にあわせて軽快な音楽を奏でます。「おぉ、、、やっぱりShow Businessの国だねぇ、、、」と、ちびまるこちゃんみたいな関心の仕方をしてしまったんですが、やっぱり生は聞きごたえがあります。

そうしているうちに内容が次々と進み、大勢の男性が出てきました。よく顔をみると全員アジア人です。 「もしかして・・・」と鋭い感が頭をよぎったのですが、的中しました。「中国雑技団」です。7~9人の男性達が、あっというまにセットを組み立てて、人間離れしたショーを繰り広げます。

中国雑技団?このあと、もっとすごいのがありました 昔、ラスベガスでショーを見たときにも、その中に中国雑技団ではないかと思われる人たちがいて、人間離れした技を見せていたことを思い出しました。まぁ、勝手に中国雑技団だと決め付けてますが、ほぼ間違いないでしょう。中国人たちは、このようなShow Businessの世界にまで深く進出しているのかと思うと、別な意味で感心してしまいました。

今日だけのことではないですが、他の方面においても中国人の力というのはすごいなぁ、、、と感心します。いたるところにチャイナタウンを形成し、MBAにも大勢の中国人がいます。いずれ中国本土が経済的な発展をとげ、国際的なビジネス展開を始めると、日本のアジアでの経済的地位を脅かすことは間違いなさそうですね。恐るべし、、、中国人(笑)。

【追記:2008/03/21】
このレポートを書いたのは8年も前。現在では中国が驚異的な経済発展を遂げ、日本のアジアでの経済的地位が揺らぎ始めています。今後、日本も国際社会の中で何らかの対応をしていく必要がありそうですね。


日時: 1999年4月 2日
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