卒業生を送る会？ - 自由の女神はニュージャージー

試験続きの毎日もようやく一段落して、残すところ月曜日のテストだけとなりました。振り替えると長かった一年間ですが、本当に何かが身についたのか？と自問自答すると首をかしげてしまします（＾＾；　　２年生たちは就職も決まり、いよいよ卒業ということになるのですが、この金曜日に１年生がホストとなって２年生の卒業を祝う簡単なパーティーをしました。

パーティー会場はなんと、船の上です。ちょっと豪華にマンハッタンクルーズとなりました。でも、私たちがホストといっても、費用はすべて学校持ちなんです（笑）。初めてのクルージングということで、かなり期待していたのですが、あいにくその日は非常に天気が悪く、目の前にあるマンハッタンでさえ、霧でうまく見えないような状態でした。船が出港するのはニュージャージー州にある「Liberty State Park」という公園なのですが、そこからはまじかに自由の女神が見えます。マンハッタンから見るよりもずっと迫力があって、「自由の女神はニュージャージーにあるんだ！」ということを改めて再認識しました（知ってました？）。

追記：2008/4/2
自由の女神（Statue of Liberty）と言えば日本ではニューヨークというのがお決まりですが、州の境界線をよく見てみると実はニュージャージー側にあります。実はこの両州、非常に仲が悪くて、自由の女神の帰属をめぐって裁判まで起こしています。車のナンバープレートも２０００年ごろから、ニュージャージーでも自由の女神が入ったものを積極的に売り出すようになりました。ですが公式には自由の女神の土地は連邦政府のもの。町おこしの素材を奪い合う姿は日本だけのものではなさそうですね。（場所は下の地図を参照ください。）

さっそく船に乗り込み、席につきます。中は思っていたよりも広くて、普通のレストラン。カクテルバーもあり、雰囲気はまあまあです。パーティーは特に司会進行があるわけでもなく、勝手にそれぞれが、いろんな人のところにいって話を始めるといった感じで、いかにもアメリカらしい気がしました。でも、日本式のパーティーに慣れている私には、ちょっと締まりのない感じもしたのですが、「日本みたいにお偉いさんが長々とあいさつを続けるよりはよっぽど気楽でいいね」とも思いますね（＾＾；

バイキングは和製英語 - 正しくはバッフェー

食事はビュッフェスタイルで、それほど豪華というわけでもなかったのですが（まぁ、ランチですし）、なかなか楽しめました。あ、ここで一言、日本でいうバイキングというのは完全な和製英語で通じないです。ビュッフェというのがこのスタイルの名称なのですが、更に混乱することに「ビュッフェ」でも通じません。正しくは「バッフェ（しかもアクセントは後ろ）」と言います。海外旅行したときに覚えておくと混乱しなくて便利ですよ（笑）。

パーティーの半ばに、レストランの店員達が、簡単なショーをして楽しませてくれます。歌ありダンスありの結構乗りのいいショーだったのですが、最後には皆ノリノリになってきて、立ち上がってダンスパーティー状態になってしまいました。こんないい歳になっても音楽を聴いて踊り出してしまう陽気さがアメリカ人という感じなのですが、、、日本では絶対にないですよね。私もちょっと照れながら、いっしょに踊ってきました、、、（恥ずかしい）。

そうしている内に船も出港したヨットハーバーに戻り、パーティーも中締めということになったのですが、結局マンハッタンの景色はほとんど見ずに過ごしてしまいましたね、、、あ、それと２年生のだれとも話をしていない、、、（＾＾；　まぁ、アメリカのパーティーというのはそういう雰囲気なんだなあ、、ということがつかめたのが今回の収穫ということで、それなりに楽しんできました。

P.S. そういえば、船にはLucent（会社）の人たちもいましたね、、、ダンスで騒ぎすぎて、変な目で見られてなければいいのですが、、、

自由の女神付近の地図 - Statue of Liberty

州の境界線に注目してください。実はニュージャージー側にあります。

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