準備全体のスケジュール

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準備全体のスケジュール

Original Date: 1998年3月 7日 

全体のスケジュール

MBAを目指すにあたって、いつごろから準備を始めたらいいのかというのは、よく聞かれる質問なのですが、目指したその日が始める日だと思ってください。準備は早すぎるにこしたことはない、ということです。 といっても大まかな流れは必要だと思うので、「最低この日までに必要」と思われることを解説したいと思います。

よく言われるのは、1年前~1年半くらい前には準備する必要があるとのこ とです。 どの時点からさかのぼって1年かということですが、実際に入学する9月からさかのぼって1年半前に準備を始めれば、まったく英語に触れていなかったとしてもなんとかなると思います。 逆に、そこそこ英語の知識がある人ならもう少し楽ができるはずです。

ここでは、2002年9月入学をモデルケースとして、その流れを解説したいと思います。

スケジュール表

理想的計画とアドバイス実際の私
2001年
1年半前
4月~5月
  • 企業派遣等で、留学を言い渡されるのがこの時期だと思うので、この時期 に全体の計画を大まかに立てるのがいいと思います。勉強は言うまでもなく すぐに始める事が肝心です。
  • 順番から言えばTOEFLを先にするのが順当 ではないでしょうか? 私費留学も含めて、最低この時期から勉強を開始すればなんとか間に合います。
  • 基礎的な英語力が無かったため、文法問題集から始めることになりました。
  • TOEFLの文法と単語を覚えていきました。
6月頃
  • この時期に、日本では唯一、東京でMBAフォーラム が開催されます(99年は10月でした)。 大体100校くらいのBusiness Schoolが参加するので、 時間があれば必ず行ってください。
  • 今後志望校を選定する参考になるだけでなく、ここで登録しておけば、 願書を送付してくれるからです。高望みして有名難関校ばかり回らずに、 いろんな大学を回ってみると、以外にいい情報が得られます。
  • 有名私立をねらっているなら早めに出かける事をお勧めします。やはり、 有名校のブースは人だかりができるので、なかなか話ができませんし、 係りの人の対応も愛想がなくて、あまり話してくれません。
7月頃
  • 大学に対しては、推薦状を2~3通提出する必要がある ので、少し早いと 思っても大学時代の恩師と連絡を取り、推薦状の依頼をしておく 必要があります。
  • また、最低でも、この時期からTOEFLの受験をすることをお勧めします。 数を打てば当たる試験だと思うので、お金に余裕があれば4月から 受けてもいいのかも知れませんが...
  • 大学時代にお世話になった教授を直接訪問して、MBA等の事に付いて 話し合いました。教授は法学部ですが、Yale Univ. Law Schoolへの留学経験 があったので、いろいろと参考になるお話が聞けました。
8月頃
  • 解説書等には、この時期からエッセイの内容について考え始めればいい スタートが切れると書かかれていますが、確かにそうだと思います。 ただし、TOEFLである程度点がないと、そんな余裕はないと思いますが。
  • あと、遅くてもこの時期にはGMATの勉強も始めるべきだと思います。
  • それから、この時期に志望校をある程度考えた方がいい と思います。
  • 選び方としては自分のTOEFLの実力等を考えて,この時期に600を超えている ようなら難関校(Ranking 1~30くらい)を中心に、中堅校(31~60)の滑り止め をいくつか受ける、また550ぐらいなら中堅校を中心に、多少、 難関校をとりまぜるといった具合にするといいと思います。
  • TOEFLの勉強で手いっぱいだったと思います。
  • 私の場合、 本格的にTOEFL対策に入ったのが7月からだったので、ほかへの余裕が 全く無い時期でした。
9月頃
  • うまく行けば英語のバックグランドが無くてもこの時期に600を 超えるは可能です。 超えたらあとはGMATだけですよね!
  • テストの点等、勉強の中だるみの時期だったと思います。きっと誰にでも そんな時期はありますよね。
  • 私はこの時期に大体の受験校を決めて、 すべて願書請求しました。
10月頃
  • この時期に、大学からの成績証明書を取り寄せてください。
  • 数ですが、 受験校の倍もらった方がいいでしょう。それから、 日本語の証明書 もいっしょに添付してもらった方がいいです。 両方求めてくる大学がありますし、多いところは3通だすような 指示があります。
  • あとから追加しなくていいように、多めに請求するのがBestです。
  • GPAの計算も忘れずに!
  • 私もこの時期に母校に成績証明を依頼しましたが、 参考書に習って受験校の1.5倍の数を請求して結局足りませんでした。
  • 日本語の証明書も追加で請求したので、願書の確認が必要です。
11月頃
  • この時期には、テスト勉強も一段落させ、 いよいよエッセイを書き始める準備をするべきだと思うのですが、 これも、点がとれたらの話です。
  • 実際、TOEFLで600近いスコアが出ているなら、 すぐにエッセイに切り替えるべきです。 12月の初旬に出願できれば合格する確立が高い からです。
  • TOEFLのスコアが600に近い数字だったので、一安心です。 が結局1月までGMATともに、受験しつづけました。
  • あと、願書はこの時期に内容を確認して 書類の整理をするべきだと思いました。
12月頃
  • もしも、TOEFL600以上なら15日までに出願することを お勧めします。 エッセイが間に合えばですが、、、
  • 願書はローリング審査なので、やはり早い方が有利です。 2月に出願した630点よりも12月の590点の方が有利 ということです。
  • エッセイを本格的に書き始めたのが12月入ってからで、 ちょっと甘く見ていたので、間に合いませんでした。
  • 教授・上司等から推薦状をもらえたのも年末でしたし、 夢の年内出願はあきらめることとなりました。
  • TOEFLは600点を超えたので、完全に勉強をやめました。
2002年
1月頃
  • 年があけて、全ての書類を調えて出願ということになります。 大体2~3週間で「Acknowledgement Card (受け取り証明)」が届くのですが、 必ずミスがあるので注意が必要です。
  • TOEFLやGMATの点が届いてないとか、Application Feeが無いなどのことが 書かれているのですが、99%大学のミスです。 こちらの正当性を電話でしっかり主張してください。
  • これらを終えて、「Complete」 の証明をもらうまでは、安心できないんです。
  • 第1校目を出願したのは1月12、3日頃だったと思います。But!
  • 左記のとおり、私も「受験料がない」などという、 とぼけた受取書をもらったので、クレームを付けて調べ直してもらいました。
  • すると向こうもミスを認めて無事に「Complete」しました。 皆さんも、主張はしっかりしてください
2月頃
  • この時期はすべて願書の提出・アフターケアを済ませ、 待つだけということです。 と、言いたいところですが、 大学によってはインタビューを指定してくるので安心はできません。
  • 私も Penn State からの電話インタビューを受けました、、、
  • 超緊張です・・・でも次の日「合格」 の連絡を受け、ホットしました!
3月上旬
  • もし、年内出願していればこの時期には合格通知がくるはずです。 ただ、ローリング審査を採用していない大学もあるので(ex. Harvard, Berkeley等)一概には言えませんが。
  • もし余裕があるなら、この時期にESL (語学学校)の願書請求をしておきましょう。やはり受講した方が、 スタートがスムーズです。
3月下旬~
4月上旬
  • この時期に、各大学から合格通知が届きます。
  • 希望の大学への入学金デポジットを支払って、I-20 の到着を待ちます。
  • I-20が届いたらすぐにビザ申請をしてください。  これは自分で行かずに旅行代理店に任せるのが一番早くて 懸命です。
  • あと、ESL(語学学校)への申し込みも忘れずに!
  • 私は、すべて3月下旬くらいに合格通知をもらったのですが、 この時期スポンサーと、学校選定について少し意見の対立があり、 なかなか学校を決められませんでした。
  • 志望校には「行く」という 返事をした後で、結局志望校をあきらめ、スポンサーの意向に沿う事になりましたが...
5月下旬
  • いよいよ渡米です。チケット、Visa等を整えてあとは 離陸を待つのみですね!
6月~
  • ESL(語学学校)はこの時期に始まり、 7月末までというところが多いです。
  • 英語だけでなく、生活に慣れるという点からも、参加した方がいいのですが、 私費留学の場合、財布との相談になりますね。
  • 奨学金によっては、相当早いうちに申し込みが必用なものもあるので、 早めにチェックしてください。
  • 私も6月からESLに参加しました。いろんな国の人と知り合えて 非常に有意義な時間だったと思います。(その時の様子はこちら
8月~
  • 私も参加しましたが、アメリカ人の学生と対等にスタートを切るという意味でも、 あった方が、今後が有意義になります。
9月~
  • いよいよ、第一学期の開始で、めでたくビジネススクールの一員 ということですね!!がんばってください。
  • 1年半おつかれ様でした。
  • でも、これからがStartです!!


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