Security Deposit

Security Deposit

Original Date: 1998年7月10日 

ひとりで寂しく独立記念日

以前にSocial Security番号の話をしたことがありましたが、今回はその続きで Security Deposit のことを紹介したいと思います。(というのも、日本とは違った習慣を紹介して欲しいというリクエストをもらったので・・・) 本当は7月4日「独立記念日」関係の記事を書きたかったのですが、あいにくどこにも出かけなかったので、一人でさみしく花火のテレビ観戦となりました、、、

そこで、今回はアメリカの生活習慣のお話です。

セキュリティー・デポジット(保証金)

あれから、何回か、いろんな手段を講じて Social Security Number (SS番号) の取得を試みたのですが、やはりNew York - New Jersey 地区では無理みたいです。ただ、田舎の州にいけば留学生でも取得できるとのことで、アメリカという国のいい加減さが伺えます。だってSocial Security Number (SS番号) は州法じゃなくて連邦政府の法律ですよ?!

不満ばかり書いてもしょうがないのですが、この国の事務手続きというのは非常にいい加減です。政府機関にいっても、銀行にいってもいろんな所で、担当が代わると言っている事が180度変わってしまうのです。

例えば、車を買って登録をするのにもやはりSocial Security Number (SS番号) が必要なのですが、ある登録事務所では免許証を見せるだけで、免除されるのに、別の事務所ではSSオフィスからの特別文書を要求したり、運転免許取得の時も、実技を課したり課さなかったり、日本では考えられないくらい「むちゃくちゃ」です。

まぁ、このようにSS番号には本当に苦しめられているので、取得できる州に住んでいる人がうらやましいのですが、SS番号がないことで一番悔しいのが「 Security Deposit 」です。日本語にすれば「保証金」ということですが、電話やガス・電気の新規契約時に必ず要求されます。

もし、SS番号があれば払う必要がないお金なのです。電話の新規加入時には$100要求されて、それをこちらの費用で送付しなければなりません。電気・ガスの契約時にも$150も請求されます。実際番号があるかないかでどれくらいの保証価値が生まれるのか分かりませんが、習慣とは恐ろしいもので、アメリカ人はとりあえずSS番号を聞くと安心するみたいです。名前の代わりみたいなものなのでしょうか?日本も「国民総背番号制度」を導入すると、同じような現象になるのかもしれませんね。

追加:2008/02/18
といってる間に、日本でも住民基本台帳ネットワークが背番号制的に議論されていますね。日本の場合、逆に利用されなさすぎて(というより利用を法律で限定しておいて、使ってもらえないというジレンマに陥ってます。)アメリカとは逆の状態になってますね。

留学関連でSocial Security Numberが必要な事項

  • 銀行開設(これは無くてもなんとかなります。)
  • 免許取得(Social Security Officeの特別文書が必要です。)
  • New Yorkではすべて実技試験が必要ですが、New Jersey では一部の地域でなぜか実技が ありません。
  • 車の購入(これも係りの人の対応次第です。)
  • クレジットカードの取得(これは不可能になってしまいました。)
  • 電話新規加入(Social Security Number がないと$100のデポジット)
  • 電気・ガス(Social Security Numberがないと$150のデポジット)

今回は写真がありません・・・ごめんなさい・・・


日時: 1998年7月10日
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