ワシントンDC・レポート - Newsletter 2011/03
個別トレーニングおよび英会話を担当している沢崎敏文です。２月は急なアメリカ出張で、皆様にはご迷惑をおかけしました。今回はアメリカの首都であるワシントンＤＣ出張で見つけたアメリカらしい一面をご紹介できたらと思います。ワシントンＤＣはどのような行政区かご存じですか？
実は、アメリカでワシントンというと、西海岸のワシントン州もあるので混乱しますが、正式名称は「District of Columbia（コロンビア特別区）」で「ワシントン」の文字は入っていないのです。知っていましたか？
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メリーランド州とバージニア州にはさまれた小さなエリアで、177ｋ㎡と坂井市よりも少し小さい程度の面積に６０万人が住んでいる大都市です！
福井の大学連携「Fレックス」が再びアメリカで注目を集めました！
昨年同様に一部新聞でも報道されましたので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今回のワシントンＤＣ出張は、文部科学省の大学連携事業について、アメリカ最大の高等教育機関である「EDUCAUSE（エデュコース）」の総会にて発表することが目的でした。
「Fレックス」とは、福井県内の各大学をひとつの仮想的な大学として機能させることで、福井県全体の高等教育のレベルアップを目指していく事業です。２回目となる発表でしたが、アメリカでも高い関心を集めました。
ＤＣの名所といえば「ホワイトハウス」と「スミソニアン博物館」
大統領に会えるかな？
ワシントンＤＣは観光名所というものは特にないのですが、首都だけあって、真っ先に思い浮かぶのが「ホワイトハウス」。あのオバマ大統領がいるところですね！かつては簡単に見学できたのですが、テロ事件の関係で、現在では一般見学は難しいようです。また、このホワイトハウスの目の前には「ワシントンモニュメント」とよばれる塔がそびえ、その両側に芝生の広場が広がっています。映画でもよく見るシーンですよね。
１日たっぷりと時間を取りたい博物館めぐり
その両端にはスミソニアン博物館群が立ち並び、博物館を見るだけでも１日ゆったりと過ごすことができます。航空宇宙博物館では月の石に触ることができたり、ゼロ戦の展示を見ることができますし、自然史博物館では迫力ある恐竜の化石を見ることも。特に、自然史博物館は「ナイト・ミュージアム２」の舞台となったことでも知られます。また、これら博物館群が全て無料というのも嬉しいですね。
こんなエコな乗り物をみつけました！
あと、ＤＣの市街地でこんな便利なものを発見！５ドルで手軽にレンタルバイクができる自動のバイクスタンドです。市街地のいたるところにスタンドがあって、好きな場所で借りたり返したりできるので、ちょっとした移動ならバスより便利かもしれません。日本でもこんな仕組みがあったらエコだと思いました！
伝統ある校舎が美しい －ジョージタウン大学
首都機能のために整備された計画都市であるためそれほど歴史的な建築物を目にする機会が少ないワシントンＤＣですが、街の西部にはＤＣが整備される以前から繁栄していたジョージタウンという町並みがあり、その中心的な存在として名門「ジョージタウン大学」があります。
このジョージタウン大学は１７８９年に創設され、首都にあることから政治学でも有名で、クリントン元大統領もこの大学の出身です。ただ、日本に戻ってきて学生さん数名に「クリントン大統領って知ってますか？」って聞いたら、ほとんどの学生さんがブッシュ大統領までしか覚えていないとのこと。確かに、クリントン大統領は１０年以上前であることを思うと、知らなくても当然なのかもしれませんね。
