アメリカの祝祭日
祝日にマンハッタンでミュージカル
水曜日に久々のマンハッタンに出かけました。内から車で10分ほどの距離なのですが、なかなか遊びに行くとなると重い腰があがらなかったようで、(それとも宿題が多かったからでしょうか?)年末から約3ヶ月ぶりでした。しかも地下鉄に乗ったのが昨年の8月以来と、本当に自分はマンハッタンと背中併せで暮らしてるの?って聞きたくなるような悲しい状態です。
今回の目的はミュージカルです。学校が斡旋している学生用のディスカウントチケットが手に入ったので、事前に前売券を購入しました。「オペラ座の怪人(Phantom of the Opera)」を買ったのですが、なんと$65の席が$35です。こんな割引を利用できると、「学生なんだぁ・・・」と実感します。
緑のパレード、セント・パトリックデイ
ミュージカルを見終わって感動しながら街をふらついていると、なにやら人だかりが出来てます。ちょっと覗いてみるとパレードでした。New Yorkというところは本当にパレードが多くて、年間に100近くもパレードがあると聞きます。今日のパレードは「St. Patric's Day」というアイルランド系移民のお祭りを祝うものでした。このアイルランド系移民の色というのが、なぜか「緑」らしく、気が付くと街中は緑の服を着た人が多いのに気が付きます。スーパーでも緑色のケーキ(ちょっと気色悪い)が売っていたり、緑の花束が花屋さんに置かれていたりと、不思議な光景でした。
でも、これって祝日じゃないんですよね。アメリカに来てもう結構たちましたが、未だに祝日のことがはっきりしません。日本にいるときは「アメリカには休日・祝日がたくさんある」と聞いていて、結構楽しみにしていたのですが、実際学校が休みになる日というのはほとんどありません。「いったい、どれが休日なの?!」と思うくらい紛らわしい記念日はたくさんあるので驚きです。しかも、これが、学校や自治体によって休みになったりそうじゃなかったりします。ユダヤ人関係の祝日も結構ありますが、教授がユダヤ人だと休みになったりします。
非常に人種や宗教色が強い祝日が多いのがアメリカの特徴なんでしょうね。でも困るのは、学校が休みじゃないのに、公共交通機関が祝日ダイヤになってしまうことがあるということですね(笑)。参考までに、アメリカの主な祝日を下に書いておきます。
P.S.
ちなみにMBAでは休講になった授業のMake Upは必ずあります。休日や教授の都合で休講になっても、全体の授業時間が減るということが絶対にないです。授業料分だけ支払って投資しているのだから、その分のリターンをきっちりする、という関係があるのでしょうか?その辺りが他の学部とちょっと違いますね。
法律で定められた休日
日付 | 祝日 |
---|---|
1月1日 | New Year's Day |
1月19日に近い月曜日 | Martin Luther King Jr's Birthday |
2月22日に近い月曜日 | Presidents Day |
5月最終月曜日 | MemorialDay(戦没者追悼日) |
7月4日 | Independence Day(独立記念日) |
9月第1月曜日 | Labor Day(労働者の日) |
10月第2月曜日 | Columbus Day(コロンブス記念日) |
11月11日 | Veterans Day(復員軍人の日) |
11月第4木曜日 | Thanksgiving Day(感謝祭) |
12月25日 | Christmas Day(クリスマス) |
【追記:2007/02/21】
以前、このレポートを書いたときには、法律で定められた日は必ず休みだと
書いたのですが、2年過ごしてみて、実際はそうでもないことがわかりました。
アメリカの祝日って難しい。