体験して気が付いた点など
時差で1日あいてしまったので(笑)、 今回デイキャンプ&ホームステイで色々と気づいた点などを書いていきたいと思います。 今後、同じように親子ホームステイや留学を目指す方の参考になればいいのですが・・・
子どもの英語力について
バンクーバーステイの間、話すことに関してはそれほど問題はない様子でしたが、 聞き取りにかなり問題があることが分かりました。 普段はる坊が聞く英語のほとんどは両親の英語なので、 ネイティブの発音になれていないのです。
また、語いも不足していますのでバンクーバー水族館などで説明などを聞いていても、 "I don't understand!"といって少しストレスを感じているのが分かりました。
デイキャンプではどうだったのかなあ、、と心配していましたが、 毎日とてもうれしそうに帰ってきましたので、さほど問題なかったようです。
そうそう、はる坊は"washroom"という単語を知らなかったんですが、 デイキャンプのリーダーのお姉さんに"Do you want to go to washroom?" と聞かれて意味が分からなかったから、 "What is washroom?"と聞いて、washroomがトイレのことだと教えてもらったと言っていました。
完璧に分からなくても、必要なことはちゃんと確認しているんだ、 と思うとうれしくなります。
また、驚いたのは、はる坊が英語を読もうとしたこと!
日本ではいくらリーディングを教えようとしても、全然やる気を見せず困っていたんですが、 ステイ中、英語を指差しながら「stop」「out」などの簡単な単語について "Is that "out"?"などと確認していました。
やはり全てが英語の世界では、いやでも英語が目に付きますから、 読んでみたいと思ったんでしょうか (多分、日本では英語を読む必要性がないから読もうとしないんだと思います)。
以前ネイティブの友人に「どうやって英単語が読めるようになった?」と聞くと、 「別に学校で習ったからじゃなくて、自然とだんだん読めるようになった」 といっていたんですが、まさにその通りですね。
悲しいかな、日本に帰国してからはやっぱり英語を読もうとしませんが、 「環境」の大切さを実感しました。
たった10日間のステイでは英語の力が伸びたとは言いがたいです。 ネイティブの発音に慣れるには2、3か月は必要かなあと思います。 ただ、はる坊は本当に今回のステイが楽しかったようで、 「また行きたい!」といつも言っています。
私が「英語忘れちゃったらバンクーバーでお話できないよ〜」と彼に言うと、 「そうだね」といって英語でテレビのアニメを見たりしていますから、 英語に対するモチベーションを上げる効果はあったかなあと思います。
カナダ人について
カナダへ行ったのは今回が初めてだったんですが、 現地の人が本当にフレンドリーで親切なのには驚きました。 道路を横断しようとすると、必ず車はストップしてくれますし、 バスの中ではる坊がぐずるとなだめてくれたり、 道で地図を広げていると「どうしたの?」と聞いてくれたり。
ただ、聞いてみるとこんなに親切でフレンドリーなのはカナダ人全員ではなく、 「トロントなど東の方へいくと、車も止まってくれないよ」とのこと。
バンクーバーだけかどうかは分かりませんが、 少なくともバンクーバーの人々は感動するくらいいい人たちでした! 治安もよく、小さい子連れでの滞在にはぴったりの町だと思います。
デイキャンプ
夏休みということもあり、様々なプログラムがあるようでしたが、 今回参加したプログラムについて言うと、5〜7歳児が対象で15、6名の子どもに対して リーダー2人プラスお手伝い1人。 リーダーのお姉さんたち(多分20代)もとてもフレンドリー。
プログラムも日替わりで様々なものがあり(今回は"water"がテーマだったから、 プールが多かったけど)、子どもを安心して預けることができました。
ただ、現地の子どもたちの中に入っていき、全部英語の世界なので、 少しは英語を理解できないとついていくのがつらいかなあと思います。
食事について
私たちがステイしたのはイギリス人の親子でしたので、 食生活についてカナダの家庭とは少し違うかもしれません。 またステイ先のママは「なるべく手作り」を心がけている人で、 よく聞く「毎晩肉でこまった!」ということはありませんでした。
夕食はチキンのほかにパスタも多かったかな(魚料理は一度もなし!)。 朝食はパンとヨーグルト、昼食はサンドイッチということが多く、 日本の食事と比べると明らかに野菜が少なかったです。
ただ、はる坊は何でもOK!の子なので、 日本食を恋しがることもなく(私恋しかった!)、 毎日喜んで食べていたので、親としてはとても楽でした。