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 No.2 ラトガーズ大学に編入!
私は日本で4年生大学を卒業していたので、アメリカ留学に際しては、学部への「編入」という形でラトガーズ大学に入学しました。大学院への出願も考えたのですが、準備をするのに十分な時間もなく、また合格する自信もなかったからです。

編入に際して必要なものは、願書のほかに、TOEFLのスコア(550点以上)、高校・大学の卒業および成績証明書(もちろん英文)、そしてエッセイ(大学に入ってなにを勉強したいかなどを書く)です。私の場合、必ず合格したかったので高校と大学の先生に書いていただいた推薦状も添付して提出しました。編入ですので、入ってからの専攻(Major)を書く欄が願書にはありますが、入学後変更することは可能です。
 
私の高校・大学での成績もさほど悪くなかったからでしょうか(?)、無事合格。でも、合格通知をもらうまではとっても不安で、合格通知をもらったときはほっとしました。

私が入ったのはRutgers, the State University of New Jerseyという大学です。日本ではあまり(全く?)知名度はありませんが、ニュージャージー州では最大かつ最もレベルの高い州立大学であり、東海岸での知名度はそこそこというところです。この大学にしたのは、まず夫が会社の都合でここの大学に行くことになっていたこと、そして州立なので授業料が安い!ということからです。

こうして無事ラトガーズ大学に合格し、9月から授業を受けることになりましたが、留学生はその前に再度、英語の試験を受けなければいけません。一定の水準に達しない場合は、大学で留学生の為に開かれている英語の講座(ESL)を取ることになります。私の場合、Writinに問題があるということで、作文のクラスを要求されました。

 98年の秋学期。私の留学生生活第一学期目にとったクラスはESL(留学生のための英語)のWritingとSpeaking&Listening、学部生徒と同じクラスでは Issues of Urban Education, Introduction of Women's Sudiesです。アメリカ人学生たちと一緒に受けた2つのクラスは、なにせ、アメリカで初めての授業ですから、最初は教授方の言っていることの6−7割程度しか分かりません、授業で発言するどころか、何とか授業についていくだけで精一杯!どちらのクラスも毎回50ページ以上のリーディングやレポート作成の宿題があり、いつも宿題に追われていた、という思い出しかありません(笑)。
 
 

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